トピック:日本文化の「美」
皆さん、こんにちは。
日本語402のリュウです。
本日は日本の美について話したいと思います。
日本の歌や小説や映画をたくさん聞いたり、読んだり、見たりしているうちに、独特な「美」についての考え、何が美しいか、何がみんなに認められているかに気が付きました。日本の文学の美は他の国の文学にはそんなに見られるものではないと思います。
特には「悲しい」「自殺」「終わる」がよく見られると気がつきました。そして、中国にいた時、文学の授業で、茅盾という中国の近代作家は「20~30年代に中国から優秀な作家がたくさん出たのは、それら作家の日本留学経験と大いに関係している」と話したと聞いたことがあります。この独特さを分析して、由来などを探(さぐ)りたいです。
「自殺」と「物の哀れ」の二つに焦点(しょうてん)を絞(しぼ)りました。
自殺・切腹
思想家、あるいは教育家の新渡戸稲造は日本人と欧米の道徳(どうとく)観念などを比べて、『武士道』という本を書きました。『武士道』によると、「腹部(ふくぶ)には、人間の霊魂と愛情が宿(やど)っているという古代(こだい)の解剖(かいぼう)学(がく)的信仰(しんこう)」があるそうで、切腹という自殺方法は大変信仰的な行動だと考えられるといいます。
歴史・由来
日本の封建(ほうけん)時代における道徳(どうとく)観念のもとに、失敗などが生じた場合はその責任を取るため、自分自身で処置(しょち)することがわかっていることを表しています。江戸時代には刑罰(けいばつ)として行(おこな)われていましたが、武士にとって最も重い罰でした。しかし、この罰を受ける時は「切腹(せっぷく)を許す」と表現され、新しい畳などを置いて、他の人に見られないよう切腹したそうです。自害(じがい)をした人の名誉(めいよ)を保証する処置(しょち)でした。
ですが、戦国時代以前には切腹は最も光栄な自殺の手段ではありませんでした。戦国時代後期(こうき)に備中高松城の城主(じょうしゅ)・清水(しみず)宗治(むねはる)は豊臣秀吉の講和(こうわ)条件として自分の命を差し出しました。清水宗治は湖(みずうみ)の真ん中の船で、踊(おど)って、潔い(いさぎよい)切腹(せっぷく)をしました。豊臣秀吉がかれの態度と切腹(せっぷく)の仕方が見事だったと思ったため、清水宗治のように切腹すれば、武士の鏡になれるという考えを伝えました。それ以後、切腹は武士の光栄(こうえい)な自殺のし方としてイメージがつきました。
つまり、自殺=光栄・責任をとった、という考え方は日本の戦国時代にできました。
では、物の哀れについて話しましょう。
物の哀れ
平安時代の王朝文学を知る上で大切な文学的・美的理念の一つであります。目に見る、耳に聞く、手に触れるものごとに触発(しょくはつ)した悲しい、苦(くる)しい、無常観的な哀れです。
日本文学の特徴の一つです。
解説
桜は短期に咲いているので、他の植物や花と違いますね。満開を楽しみますが、すぐ散るため、咲いていたこの間の美しさはよく「物の哀れ」を起こします。そういう「瞬間の美」は「終わる」、「悲しみ」という意味も含まれていますが、瞬間の「感動」、「同情」と「美しさ」も含まれています。
永遠のと違って、瞬間に消えてゆく美は微妙な感情を触発(しょくはつ)します。無常観を持っている日本人にとって、現実のものというより、特別な瞬間の美しさこそが永遠に残ると言います。
有名人の例もたくさんあります。
ピークの時に自殺した芥川龍之介と太宰治です。そして、芸能界で最も輝いていた時結婚し、引退した山口百恵などがいます。
物のあわれの由来と可能の原因は何でしょう。
日本地理に関する
この日本の特徴である「物の哀れ」も日本の自然災害の多いこととつながっているようです。世界中で起こった18パーセント以上の地震、国内の火山(ざん)の半分以上の活火山、台風、津波(つなみ)など…日本は長年に自然災害が頻発(ひんぱつ)している国です。いつでも何かが起こる可能性があって、美しさが消えてしまう、そういう印象を持って生きています。その考え方は仏教の布教によって強められました。
その考え方は:無常観とも言って、仏教の基本的な考え方の一つであります。
その意味は「この世の万物(ばんぶつ)は常(つね)に変化していて、ほんのしばらくもとどまることがない」ということですが、簡単に言うと「世の中、一切のものはいつも変わっている」になります。
つまり、物の哀れは瞬間の美を求めています。「終わっていく、美しい」。その美の意識も生活や文学に浸透して、日本文化において美意識、価値観に影響を与えた考え方です。
「物の哀れ」が表れている文学作品はたくさんありますが、以下の三つをあげます。
一つ目は『阿寒に果つ』です。
これは天才少女画家(がか)と呼ばれた純子(じゅんこ)が赤い服を着て、阿寒湖(あかんこ)の真っ白な雪の中に自殺してから20年、作家となった「私」はかつて純子と関係のあった5人の男性に会って、純子の死の真相を探ろう(さぐろう)とする物語です。特に自殺のシーンは美しいと言われているそうです。
もう一つは『源氏物語』です。
自然環境、女性の悲惨(ひさん)な運命、そして生活と世界の無常さ描写(びょうしゃ)しました。
最後の例は『青の炎』(あおのほのお)です
愛している人を守るため、冷たかった少年犯罪者の主人公は人のぬくもりを感じて、自殺することにした映画です。
プロジェクトの主な内容は以上ですが、これからは苦労したことと感想を述べます。
苦労したところ:
このプロジェクトの前はそんなに日本語で探したことはありません。今回真剣に歴史など、文学などのことを調べた時は気が付きましたが、言語が違って、同じ現象(げんしょう)や歴史でも違う解説(かいせつ)があります。違う言語の文を読んで、意外と多くて、細かい違う点がわかります。例えば、英語の研究はもっと欧米からの視点があり、ギリシャのなどと比べることもよくありました。中国語のなら、よく中国の文学や文化と比べています。そして、よく中国語や英語の研究の中に使った例などの日本語の「原文」を探したかった時は、何故かほとんど見つかりませんでした。翻訳アプリも使ったことがありましたが、あまり順調ではありませんでした。
このプロジェクトを通して学んだことは、国文学や国民の考え方はたくさんのものと繋がっているということです。文学に限(かぎ)らず、地理、戦争、外国との交流、人生観など、すべては関係があります。
欧米や中国や日本自身も同じことへの視点が違い、重視する面も違うと気が付きました。同じ事件や現象には違う解釈の方法もあります。翻訳されても、文化や習慣の原因で、微妙な違いもよくあります。色々な言語を使えれば、もっと完璧な解釈ができるようになれると思いますが、言語の力がもっと深く感じました。
最後に:
日本文学の「美」は他の面もたくさんありますが、この二つのが一番興味深い面でした。もし将来機会があったら、必ず他の面についても深く調べたいと思います。
ご清聴ありがとうございます。
感想:
長かったので、喉が乾くなりました。難しかった単語がたくさんあるので、単語の読み方を急に忘れるかもしれませんなあといつも緊張していました。発表前も何回もチェックしましたが、発表前も心臓が早くビートしていました。
皆さんの発表はすごく深くて面白かったと思います。色々と勉強になりました。みんなは大変工夫しましたと思います。そんな面白かった発表を聞いて楽しかったです。